オンライン照合

この機能はDRBD 8.2.5以降で利用可能です。

オンライン照合機能を使うと、2ノードのデータの整合性を、 ブロックごとに効率的な方法で確認できます。

[注意]注意

ここでの「効率的」は、ネットワーク帯域を効率的に利用するということを意味しています。 また、照合によって冗長性が損なわれることはありません。 しかしオンライン照合はCPU使用率やシステム負荷を高めます。 この意味では、オンライン照合はリソースを必要とします。

オンライン照合のメカニズムは次のとおりです。 一方のノード(照合ソース)で、低レベルストレージデバイスの ブロックごとのダイジェストを計算します。 DRBDはダイジェストを他方のノード(照合ターゲット)に転送し、 ターゲット側のダイジェストと照合します。 ダイジェストが一致しないブロックはout-of-syncとマークされ、 後で同期が行われます。 DRBDが転送するのはダイジェストであって、 ブロックのデータそのものではありません。 このため、オンライン照合はネットワーク帯域をきわめて効率的に活用します。

このプロセスは、照合対象のDRBDリソースを利用したまま実行できます。 これがオンラインの由来です。 照合によるパフォーマンス低下は避けられませんが、 照合およびその後の同期作業全体を通じてサービスの停止や システム全体を停止する必要はありません。

オンライン照合は、週または月に1回程度の頻度でcronデーモンから実行するのが妥当です。

オンライン照合機能を有効にして実行する方法や、 これを自動化する方法については、 「オンラインデバイス照合の使用」を参照してください。