本書はDistributed Replicated Block Device (DRBD)を利用するための完全なリファレンスガイドです。同時にハンドブックとしても活用できるように編集してあります。
本書は DRBDプロジェクトのスポンサーである LINBIT がそのコミュニティ向けに作成しています。そしてコミュニティにとって有益であることを願って無償で公開しています。本書はDRBDのリリースに合わせて継続的に更新し、新しいDRBDの機能についての情報を提供する予定です。オンライン HTML 版は http://www.drbd.jp/users-guide/users-guide.html で公開しています。
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本書には 「Draft」 と記されたセクションが含まれていることがあります。これらのセクションは、追加されて間もないもので、正式なものではありません。読者からのフィードバックはいつでも歓迎します。 本書に対する改善提案や誤りの指摘は DRBD関連メーリングリスト にお寄せください。 |
本書は、次の構成になっています。
パートI「DRBDの紹介」ではLinuxのI/OスタックにおけるDRBDの位置付け、DRBDの基本コンセプトなど、基礎となる事項を取り扱います。また、DRBDのもっとも重要な機能について検討を加えます。
パートII「DRBDのコンパイル、インストールおよび設定」ではソースコードからDRBDをビルドする方法、コンパイル済みのDRBDパッケージのインストール方法、クラスタシステムでDRBDを動作させるための流れを説明します。
パートIII「DRBDの使い方」ではDRBDの管理方法、DRBDリソースの設定やその修正、一般的なトラブル対処方法を説明します。
パートIV「DRBDとアプリケーションの組み合わせ」ではストレージのレプリケーションやアプリケーションの可用性を高めるためにDRBDを活用する方法を説明します。Pacemakerクラスタ管理システムとの組み合わせだけでなく、LVMとの高度な組み合わせ、GFSとの組み合わせ、Xenによる仮想環境の可用性向上についても触れます。
パートV「DRBDパフォーマンスの最適化」では、DRBD設定により、パフォーマンスを向上させるためのポイントを説明します。
パートVI「DRBDをさらに詳しく知る」ではDRBDの内部構造を説明します。本書の読者にとって有益と思われる他の情報リソースも紹介します。
付録A DRBDマニュアルでは最新バージョンのDRBDに関するオンラインマニュアルページを収録しています。
DRBDトレーニングやサポートサービスにご興味のある方は <sales@3ware.co.jp> にお問い合せください。